発酵食品といえば体に良いのは有名ですね。
では、成長期の子どもにもメリットが多いというのはご存じでしょうか?
たとえば
● 成長のための栄養素が強化
発酵・製造過程で栄養素が濃縮されます。
チーズだと、多くの栄養素が元の牛乳の10倍。
納豆だと、元の大豆のビタミンB2は10倍、葉酸は3倍、ビタミンKは120倍にアップ。
ちなみにめちゃくちゃ上がっているビタミンKは、丈夫な骨づくりに役立つ栄養素です。
● 腸内環境の改善
発酵食品は栄養素の吸収に大事な腸の状態も良くします。
ひいては成長ホルモンの分泌にも関係するので、腸内環境は良いに越したことはありません。
その他、免疫力を高めたり、肥満を防いだりと健康面でのメリットも見逃せません。
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しっかり成長(身長)につなげるための発酵食品のとり方のコツは2つ。
1つ目は「発酵食品同士の組み合わせ」。
たとえば「納豆×キムチ」。組み合わせると納豆菌と乳酸菌の相乗効果が得られます。
2つ目は「食物繊維との組み合わせ」。
発酵食品の善玉菌のエサとなる食物繊維も一緒にとると腸内環境を良くする効果がアップします。
組み合わせ・・・と身構えなくても大丈夫。
自然に複数の組み合わせを実現する方法があります。
それは・・・「和食」です。
たとえば煮物。味噌・醤油・みりんなど複数の発酵調味料&野菜の組み合わせです。
肉や魚とよく合う麹だったり
かつお節だったり
ちょっと添えるお漬物も、全部発酵食品。
おすすめなので、食卓にとりれてください。